高速に乗り自宅方面に向かう途中、自宅の電話から着信がありました。
電話に出ると、
次女「ママー?かえってきてー?」
長女「次女ちゃんがママ帰ってきて欲しいって言うから電話したよー。」
矢継ぎ早に次女と長女の声がしました。
私は、スピーカーをオンにしたスマホに向かって叫びました。
私「今、運転してるよー!!おうちに向かってるからちょっと待っててねーー!!犬たちを病院に連れて行って帰る所なのーー!!」
次女「ママー?かえってきてー?」
私「後、30分で帰るよー!!」
夫「ママ、おうち帰るところって言ってるから。叫んでるから一回電話切ろうか。」
夫の声がします。
私「あとちょっとで帰るからねー!!待っててねー!!」
そう言って、私は電話を切りました。
今日は、夫が自宅で子ども2人と過ごすと聞いていたから犬を自宅に連れて帰ったら、そのあと別居先に帰るつもりだったんだけどなぁ…。
夜飲む、抗うつ薬も安定剤もなんもかんも別居先に持って行っているし。
薬取りに行ってから自宅戻るのもめんどくさいなぁ。
「パパと一緒がいい」って子供達が言ってるって言ったのに。全然、子供たちの話聞けてないやん。
子供たちが私に会いたがっていることは嬉しいけど、結局「夫が子供たちと過ごしたい」から、子供たちに「パパと一緒がいい」って言わせたんだな。
そんなことを考えながら、「でも、子供たちに寂しい思いはさせたくないな」という気持ちで、私は急いで自宅に向かいました。
自宅に着くと、子供たちは大喜び。
長女「うわ!ママ、本当に帰ってきた!」
と長女がいいます。
私「当たり前やん。帰ってきてって子供達に言われたら、すぐ帰るって約束したやん。」
子供たちは嬉しそうでした。
夫は子供達にカレーを作って食べさせたようで、コンロには大人用も子供用のカレーが乗っていました。
私「食べて良い?カレー?」
と、夫に聞くと、夫はぶっきらぼうに
夫「良いよ。」
と答えました。
そのあと、子供たちや夫とリビングでのんびり過ごし(夫の隣にいるのはかなりしんどかったけど、頑張った)、夜9時ごろ、
私「じゃあ、ママ、秘密基地帰るわ。」
と言いました。
すると、
次女「次女ちゃんもいくー!」
長女「長女ちゃんもー!!」
子供たちは私と別居先に行きたいと言いました。
私「あなたたち、パパとおうちに今日は泊まるって話したんじゃないの?」
夫「今日の朝も、パパといるって言ってたじゃん。」
次女「ママと行きたい。ママが良い。」
長女「次女ちゃんが行くなら私も行きたい。」
私「まぁ、いいけど…。じゃ、行こっか。準備するから待ってて。」
子供たち「やったー!!!」
私「夫さん、あなた、子供達が自分と一緒にいたいって言ったって言ってたよね?全然話違うんやけど。」
夫「今日の朝も、パパと寝るって言ってたよなぁ?もごもご」
私「言ったのかもしれないけど、納得はしてないよね?私と行きたいって言ってるよ。私は構わないからいいけど、先に言ってくれないと準備できない。私の都合も考えて欲しい。」
夫「。。。」
私は子供たちの荷物をまとめて、出て行く準備をしました。30分ほど。
夫はその間、フリーズしたり、寒いからあったかくしていってねー、など無責任なこと言ってました。
玄関に全ての荷物を置いたあと、私は夫に言いました。
私「本当にこれでいいの?子供も私も出て行くよ?あなたしかこの家に残らないよ。」
夫「。。。」
私「私はべつにいいけど。子供達は私について来るし。今は目新しくて、『秘密基地』に行きたがってるけど、時間が経っても子供たちは「ママがいい」って絶対に言うよ。」
私「何のための『家』なの?あなただけが居座って。子供たちを狭くて寒い部屋に追いやって。」
「私が出て行く時に『あなたが出て行ってほしい。揉めた時はあなたが家を出るって決めたから』って言ったよね?子供達のためにその方がいいと私は思ったけど。でも、あなたは出ていかなくて、結局私と『子供たち』が出て行くね。あなたは何がしたいの?」
「たしかに、別居先は『私の部屋だ』って言ったよ?私が1人で探して1人で借りた、うつ病休職期間に休むための部屋だよ。あなたが、私が元気でもないのに、自分のものみたいに使うからでしょ。でも、夫婦で揉めて、出て行くのはパパじゃないの?私の別居先に行けないならどっか他のとこ行けばいいやん。」
夫「あの時はそこまで考えてなかった。」
私「そうなんだ。」
私「で?どうするの?」
夫「子供たちはこの家に居させてやりたい。今日は寒いから。俺が出て行くよ。」
私「何でそれが、最初に言えないの!!!!」
夫「(´・ω・`)」
なんだかんだあって、私はとりあえず玄関からリビングに戻りました。
長女「ママー。まだいかないの?」
私「うーん、時間も遅くなってきたし、今日はやっぱりこっちにいようかなー。」
長女「ええーー!やだー秘密基地行きたい!」
夫「じゃあ、パパと行く?」
長女「行く!!」
次女「次女ちゃんも!!」
夫「な〜んだ、ママがいいんじゃないのか」
ちらっと横目で私を見ます。
私「秘密基地はママのだから。今日はパパには貸さないよ。」
私「夫さん、秘密基地の『魅力』は『そこで子供達が楽しい思いをしている』ことにあるんだよ。あなたと一緒にいたいわけではないよ。それに、秘密基地は『私が0から1人で作ったもの』だよ」
夫「ごめんね、長女ちゃん、次女ちゃん。パパはいけないんだ。」
私「じゃあ、ママと行く?」
子供たち「行く!!!!」
夫「。。今日は寒いから、子供たちは自宅に居させてやりたい。子供たちはママと一緒にいたいんだ。だから、俺からのお願い、ママ家に居てくれないかなぁ?」
私「えー。私今日薬も何も持ってきてないよ。しかもあなたが追い出したのに。理不尽。」
夫「お願いします。。」
そんなこんなで、私は自宅に泊まることになったのでした。
長くなったので④に続きます。
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次女「ママー?かえってきてー?」
長女「次女ちゃんがママ帰ってきて欲しいって言うから電話したよー。」
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次女「ママー?かえってきてー?」
私「後、30分で帰るよー!!」
夫「ママ、おうち帰るところって言ってるから。叫んでるから一回電話切ろうか。」
夫の声がします。
私「あとちょっとで帰るからねー!!待っててねー!!」
そう言って、私は電話を切りました。
今日は、夫が自宅で子ども2人と過ごすと聞いていたから犬を自宅に連れて帰ったら、そのあと別居先に帰るつもりだったんだけどなぁ…。
夜飲む、抗うつ薬も安定剤もなんもかんも別居先に持って行っているし。
薬取りに行ってから自宅戻るのもめんどくさいなぁ。
「パパと一緒がいい」って子供達が言ってるって言ったのに。全然、子供たちの話聞けてないやん。
子供たちが私に会いたがっていることは嬉しいけど、結局「夫が子供たちと過ごしたい」から、子供たちに「パパと一緒がいい」って言わせたんだな。
そんなことを考えながら、「でも、子供たちに寂しい思いはさせたくないな」という気持ちで、私は急いで自宅に向かいました。
自宅に着くと、子供たちは大喜び。
長女「うわ!ママ、本当に帰ってきた!」
と長女がいいます。
私「当たり前やん。帰ってきてって子供達に言われたら、すぐ帰るって約束したやん。」
子供たちは嬉しそうでした。
夫は子供達にカレーを作って食べさせたようで、コンロには大人用も子供用のカレーが乗っていました。
私「食べて良い?カレー?」
と、夫に聞くと、夫はぶっきらぼうに
夫「良いよ。」
と答えました。
そのあと、子供たちや夫とリビングでのんびり過ごし(夫の隣にいるのはかなりしんどかったけど、頑張った)、夜9時ごろ、
私「じゃあ、ママ、秘密基地帰るわ。」
と言いました。
すると、
次女「次女ちゃんもいくー!」
長女「長女ちゃんもー!!」
子供たちは私と別居先に行きたいと言いました。
私「あなたたち、パパとおうちに今日は泊まるって話したんじゃないの?」
夫「今日の朝も、パパといるって言ってたじゃん。」
次女「ママと行きたい。ママが良い。」
長女「次女ちゃんが行くなら私も行きたい。」
私「まぁ、いいけど…。じゃ、行こっか。準備するから待ってて。」
子供たち「やったー!!!」
私「夫さん、あなた、子供達が自分と一緒にいたいって言ったって言ってたよね?全然話違うんやけど。」
夫「今日の朝も、パパと寝るって言ってたよなぁ?もごもご」
私「言ったのかもしれないけど、納得はしてないよね?私と行きたいって言ってるよ。私は構わないからいいけど、先に言ってくれないと準備できない。私の都合も考えて欲しい。」
夫「。。。」
私は子供たちの荷物をまとめて、出て行く準備をしました。30分ほど。
夫はその間、フリーズしたり、寒いからあったかくしていってねー、など無責任なこと言ってました。
玄関に全ての荷物を置いたあと、私は夫に言いました。
私「本当にこれでいいの?子供も私も出て行くよ?あなたしかこの家に残らないよ。」
夫「。。。」
私「私はべつにいいけど。子供達は私について来るし。今は目新しくて、『秘密基地』に行きたがってるけど、時間が経っても子供たちは「ママがいい」って絶対に言うよ。」
私「何のための『家』なの?あなただけが居座って。子供たちを狭くて寒い部屋に追いやって。」
「私が出て行く時に『あなたが出て行ってほしい。揉めた時はあなたが家を出るって決めたから』って言ったよね?子供達のためにその方がいいと私は思ったけど。でも、あなたは出ていかなくて、結局私と『子供たち』が出て行くね。あなたは何がしたいの?」
「たしかに、別居先は『私の部屋だ』って言ったよ?私が1人で探して1人で借りた、うつ病休職期間に休むための部屋だよ。あなたが、私が元気でもないのに、自分のものみたいに使うからでしょ。でも、夫婦で揉めて、出て行くのはパパじゃないの?私の別居先に行けないならどっか他のとこ行けばいいやん。」
夫「あの時はそこまで考えてなかった。」
私「そうなんだ。」
私「で?どうするの?」
夫「子供たちはこの家に居させてやりたい。今日は寒いから。俺が出て行くよ。」
私「何でそれが、最初に言えないの!!!!」
夫「(´・ω・`)」
なんだかんだあって、私はとりあえず玄関からリビングに戻りました。
長女「ママー。まだいかないの?」
私「うーん、時間も遅くなってきたし、今日はやっぱりこっちにいようかなー。」
長女「ええーー!やだー秘密基地行きたい!」
夫「じゃあ、パパと行く?」
長女「行く!!」
次女「次女ちゃんも!!」
夫「な〜んだ、ママがいいんじゃないのか」
ちらっと横目で私を見ます。
私「秘密基地はママのだから。今日はパパには貸さないよ。」
私「夫さん、秘密基地の『魅力』は『そこで子供達が楽しい思いをしている』ことにあるんだよ。あなたと一緒にいたいわけではないよ。それに、秘密基地は『私が0から1人で作ったもの』だよ」
夫「ごめんね、長女ちゃん、次女ちゃん。パパはいけないんだ。」
私「じゃあ、ママと行く?」
子供たち「行く!!!!」
夫「。。今日は寒いから、子供たちは自宅に居させてやりたい。子供たちはママと一緒にいたいんだ。だから、俺からのお願い、ママ家に居てくれないかなぁ?」
私「えー。私今日薬も何も持ってきてないよ。しかもあなたが追い出したのに。理不尽。」
夫「お願いします。。」
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